デイサービス開業後の気になる年収を徹底紹介！
デイサービス業を開業するとき、一番に気になるのは年収だという方もいらっしゃることでしょう。年収は事業運営において非常に重要なポイントです。また、生活にも直結する問題なので、しっかり考えておく必要があるでしょう。ここでは、事業の規模別に年収の目安を徹底ご紹介いたします。
規模1「10名定員」の営業利益
デイサービス業の規模のひとつに、「10名定員」があります。これは、午前に10名、午後に10名の定員設定をした場合のことです。「10名定員」規模のデイサービスを開業した場合、条件にもよりますが、年収はおよそ360万円と考えられます。月々の収入に換算するとおよそ30万円です。自分で物件を所有しており、家賃がかからないという条件に加えて、1年間無休で開業したとしたら、月々の収入はおよそ65万円になります。これが割に合うか合わないかは、個人の判断にお任せすることになるでしょう。
規模2「15名定員」の営業利益
デイサービス業の規模を「15名定員」で開業した場合は、年収はどうなるでしょうか。「10名定員」よりも、午前と午後の定員数がそれぞれ5名ずつ増えます。よって、年収も当然増えます。およそ960万円を目安に考えてください。この数字を見て、「けっこう稼ぐことができるんだ」と感じられる方もいらっしゃるかもしれませんが、1点注意しなくてはならないことがあります。2016年4月から地密着型通所介護が始まり、新規顧客の制限がかかります。これは、例えば江戸川区で開業した場合、江戸川区のお客様しか担当することができないというものです。ここまでご紹介してきた年収は、定員いっぱいお客様を獲得した場合の収入なので、新規顧客の制限によって定員割れすると年収は変わってくるのです。
規模3「20名定員」の営業利益
デイサービス業を開業するとき、「10名定員」や「15名定員」にするとリスクが高いと考えられます。ここで「20名定員」のメリットをご紹介しましょう。まず、「20名定員」の場合の年収はおよそ1560万円になります。次に、「20名定員」なら地密着型通所介護に当たらず、新規顧客の制限がかかりません。「20名定員」と謳っておくと、実際の定員が10名でも15名でもかまわないのです。デイサービス業を開業するなら、「20名定員」を目指すとリスクを抑えられるのではないでしょうか。
デイサービス業で事業拡大を目指しましょう
デイサービス業では、「20名定員」を目安に開業することをおすすめします。また、店舗が増えると年収も増えますし、事業が安定しやすくなるので、事業拡大を目標に経営していくと良いでしょう。事業拡大とともにデイサービスで地域貢献をはかってはいかがでしょうか。