大手の介護FC企業を比べてみる
介護事業が成長するにつれ、介護フランチャイズ企業も増えてきました。FC加盟なら開業も自力でやるよりやりやすいでしょう。開業を考えるならFC企業選びからスタートなのです。それぞれの企業に特色があり、評判も違います。この記事では大手のFCを3つ取り上げ、比較してみました。
ブルーミングケア：くつろげる施設
ブルーミングケアは24時間365日対応、施設はバリアフリー、耐震構造、スプリンクラーを備え、宿泊は完全個室というリラックススペースを提供するデイサービスです。日本介護福祉グループのフランチャイズで、他社と比較しても評判は上々のようです。利用者が笑顔でいられ、チャレンジする気持ちを大切に考えており、生活支援を後押しする理念を掲げています。利用者の家族とも理解を深め、医療的なサポートもしっかりとしているようです。看護職員が常勤しているので、中重度の利用者でも安心してサービスが受けられます。
ブルーミングケアのオススメ理由
比較的、知名度の高いブルーミングケアですから、広告はしやすいものと思われます。施設は新しく、清潔感もあるので、利用者には受けがいいようです。フランチャイズ企業としては評判もよく聞きます。利用者が快適であることを追求したような介護施設ですから、経営者としても喜びは大きいのではないでしょうか。地震や火災などへの対策も万全ですし、医療面のバックアップも充実しているので運営面でも心配は少ないです。
茶話本舗 ：家庭的が嬉しい
茶話本舗(さわほんぽ)はデイサービス施設を全国展開する老舗的フランチャイズです。特徴は民家を介護施設に活用し、利用者が自宅でのんびりとしているような雰囲気で過ごせるということでしょう。他施設と比較して、家庭的であるというのが売りですね。施設としては小規模で、利用者定員も10人に抑え、きめ細かいサービスを提供できるところも評判がいいようです。ブルーミングケアと同じ日本介護福祉グループが手掛けるフランチャイズで施設数も500くらいあって、比較的知名度が高いといえます。無休で対応していますから、急なときでも安心です。
茶話本舗のオススメ理由
やはり評判なのは、民家を活用という点でしょう。不動産企業との提携によって、家庭的なムードを提供しているわけですが、経営者にとっても施設の場所や内装で迷わなくていい利点があります。利用者の定員を10人としていることも、他施設と比較して目が届きやすいでしょう。フランチャイズ数が多いので、信頼の下地はすでにできているといえます。利用者や地域のケアマネジャーなどにも茶話本舗の名前で話を通しやすいかもしれません。
樹楽：カフェ譲りの安心感
介護フランチャイズ樹楽(きらく)を展開する有信アクロスは大阪の企業です。もともとはネットカフェのフランチャイズをやっている企業ですが、人を集めるという点ではカフェも介護施設も一緒ということで、樹楽ができあがりました。他と比較しても過ごしやすいと評判で、利用者への細心の注意がなされています。くつろぎやすい空間づくりや、フィットネスとデイサービスを組み合わせるなど、ネットカフェで学んだサービス精神は樹楽にも活かされているようです。小規模なデイサービスですが、全国的に展開しており、評判を得ています。
樹楽のオススメ理由
樹楽は他のフランチャイズと比較して、開業資金が低めで済むようです。小規模経営が基本となっていますから、初心者でも始めやすいという評判は聞きます。ネットカフェからの参入といっても、介護方面でのサポートが悪いこともありません。FC企業としては実績がありますし、逆に若い経営者にとっては取っつきやすい面があると思います。少人数の利用者に、しっかりとした介護サービスを行いたいという方には向いているようです。
