デイサービスを開業するときに活用したい補助金について
デイサービスを開業するとき、資金面で活用したいのが補助金です。具体的にどのような補助金制度があるのか、どんな場合に活用できるのかをご紹介します。
試行雇用奨励金(トライアル雇用奨励金)を活用する場合
デイサービスを開業して利用できる補助金制度のひとつに、試行雇用奨励金があります。この精度を活用できるのは、スタッフのトライアル雇用を実施したときです。対象者1人あたり、月額最大4万円もらうことができます。最大3ヶ月間のトライアル雇用終了時まで助成金を申請することができ、トライアル雇用終了後に支給申請可能です。
中小企業労働環境向上奨励金(研修体系制度)を活用する場合
デイサービスの補助金制度には、中小企業労働環境向上奨励金(研修体系制度)という制度もあります。これはスタッフの階層に適した研修制度を導入した時に、中小事業主ならば30万円もらうことができます。雇用管理制度整備計画を作成し、計画期間終了後に所定の窓口に提出すると、助成金が会社に振り込まれます。
介護基盤人材確保助成金を活用する場合
デイサービスを開業した時というのは、新規に介護分野に進出した時です。この開業時に活用できるのが介護基盤人材確保助成金です。支給対象となるスタッフを雇っていれば、1人あたり最大で6ヶ月70万円支給されます。支給対象となるスタッフの人数は3人までです。
介護雇用管理助成金を活用する場合
デイサービスを開業した際に、就業規則や賃金規定を決定し、スタッフ募集と採用を実施したときに、それにかかった金額の補助金が支給されるのが介護雇用管理助成金です。こちらは実際にかかった金額の半額が支給されます(上限100万円)。
試行雇用奨励金の対象となるのは?
デイサービスの試行雇用奨励金の内容についてはすでにご説明していますが、どんなスタッフでもこの制度の対象となるわけではありません。ハローワークからの紹介による、特定の求職者を一定期間雇用する必要があります。
特定就職困難者雇用開発助成金とは
デイサービスを開業し、スタッフを募集するときにハローワークを活用する場合、特定就職困難者雇用開発助成金も知っておきたいところです。こちらは就職困難な方を継続して雇用する場合に、30万円から240万円の補助金が給付されます。
高年齢者雇用開発特別奨励金とは
デイサービスを開業し、ハローワークなどの紹介で65歳以上の高齢者を雇い入れた場合、高年齢者雇用開発特別奨励金という補助金制度を活用できます。
若年者等正規雇用化特別奨励金とは
デイサービスを開業し、ハローワークによる紹介で25歳以上40歳未満の方を正社員として採用すると、若年者等正規雇用化特別奨励金という補助金制度を活用できます。