効率的な営業で介護事業を成功させろ！
独立し、介護事業施設を開業したとすれば、細々とした仕事が山積みになります。集客アップの活動をしたくても、時間が取れないかもしれません。これはよくあることです。WEBなどで広報するのは時間もかからずいいのですが、それだけでは足りません。介護の仕事は地域密着の性格が強いものなので、集客を上げるには、近所の地方包括支援センターや医療機関で営業するのが一番の秘訣です。時間がないからといって怠ると、介護事業そのものが失敗してしまう怖れだってあるのです。そんなことになっては熱意を持って独立開業した意味がないですよね。ですから、施設の運営をできるだけスムーズに行い、少ない時間でも効率よく営業できるように考えることが、事業所を成功させる秘訣ということになります。
物を言うのはブランドとイメージだ！
成功の秘訣のひとつに「ブランディング戦略」があります。要は立ち上げた介護事業施設を、地域でのブランドにしてしまうのです。施設の名が知られ、大きく信頼を受ければ、地域住民にも医療機関のケアマネジャーの目にも止まりやすくなり、集客は自ずとはかどります。ブランディングにはいろいろと方法はあるのですが、介護事業所の売りを推すのが秘訣です。他の施設との差別化を図るために、例えば「24時間いつでも巡回します」とか「入浴のサービスなら一番」というような、いわゆる施設の「看板」となることを宣伝し、認めてもらうというわけです。また、イメージ戦略も大切でしょう。施設の看板、建物の雰囲気、ロゴマーク、ユニフォーム、あるいはイメージキャラクターといったものにも工夫をして、地域に親しまれるようなものにできれば、集客に大きな効果が期待できるのです。
介護の営業をするターゲット定め
介護事業施設が乱立する現在、利用者もどこへ行けばいいのか迷っています。多くの利用者が頼るのが、地域包括支援センター、居宅介護支援事務所、医療機関のケアマネジャーです。たくさんの施設を知っていて、いろいろな声や噂を聞いて精通していると思われるからです。「知っている人に聞け」ってことですね。こういう事情なので、それらへの営業が集客を伸ばす秘訣となるわけですね。もうひとつの秘訣は、地域の民生委員や高齢者の集まるサークルに顔を売っておくことです。介護事業施設の利用者になる(いずれなってくれる)人に直接売り込むのです。「うちの施設よろしくね」と言っておくだけでも、じゅうぶん集客を見込めるものなのです。パンフレットをわかりやすくしたり、施設名の入った販促物を配ったりすると、強いアピールになると思います。
巧みな営業を制し、人生の勝者になろう！
上記の秘訣を参考にして、ポイントを絞って営業をすれば、短時間でも集客に結びつくはずです。ある程度信頼され、それを裏切らない運営をしてゆけば、さらに信頼が大きくなって、介護事業施設のブランドが確固たるものになるでしょう。もちろん、儲けも大きくなりますが、自分の開業した施設が地域住民からも認められ、困っている多くの人たちの助けになると考えれば、そのやりがいは素晴らしいものとなります。介護というなくてはならない仕事を選び、やることを決心した自分の人生そのものに自信が持てるようにもなるでしょうね。
まとめ
集客を伸ばし、介護事業を成功させるためには、営業を効率よくやることが秘訣であることがおわかりいただけたと思います。営業が不得意というのであれば、介護フランチャイズに加盟して開業し、サポートを受けることもできますし、営業専門の職員を雇うという手もあります。公共事業の介護といっても、他の施設との競合もあります。どうしても営業は不可欠なものなので、売り込むことをしっかりと考えて、実践してゆくことが大事です。
